第5回 ネット小説大賞の最終結果が発表されました
小説投稿サイト、「小説家になろう」上で行われている「第5回 ネット小説大賞」の最終結果が発表されました。
グランプリは、作者「ヒロロ」さんの「妻を殺してもバレない確率」で、「小説家になろう」の主流ジャンル、異世界モノではなく、しかも短編での受賞という結果でした。
今回の「ネット小説大賞」は、応募総数は7165作品、受賞作は28作品で、応募数も受賞作もライトノベルの小説賞最大規模の座を守っています。
前回の応募総数が7612作品で、受賞作が46作品だったので、応募数は微減で、受賞作はかなり減ったという結果です(前々回の受賞作が22作品なので、前回が多すぎたという印象はあります)。
受賞作のジャンルを見ると、
恋愛ジャンル 6作品
ハイファンタジー 9作品
ホラー、歴史、ヒューマンドラマ、コメディー 5作品
ローファンタジー 6作品
VRゲーム 2作品
となっています。
やはり、ファンタジー系が強いですが、グランプリを見るようにそれ以外の作品も食い込んでいます。
「ネット小説大賞」は、6社の出版社が参加していますが、各出版社別に賞を出した作品数は以下の通りです。
宝島社 16作品
双葉社 5作品
新紀元社 2作品
GCノベルス 2作品
一二三書房 2作品
ポニーキャニオン 1作品
宝島社はライトノベルのレーベル「このライトノベルがすごい!文庫」などを持っています。
去年から数が減ったとはいえ、28作品が受賞というのは多いですね。
その分、応募数も多いわけですが。
「ネット小説大賞」は期間中受賞という制度があって、締切前に受賞作が決まることがあるので、最終結果発表を待たずに、もう、出版されている作品もあります。
次回、第6回の募集は、今まで通りなら10月過ぎに受付が開始されるはずです。
受賞作は「小説家になろう」サイトで公開されていますので、どんな作品が受賞したのか、読んでみてはいかがでしょうか。