異世界モノ、ファンタジーに使える地図ジェネレーター

異世界モノやファンタジー小説を書く上で、その世界の地形や地図は、もっとも基本的な要素の一つです。
ここにはこんな国があって、その地名これで、国境の形はこう、ここには山があって、ここには川が流れている、など、それによって物語の進行にも変化があるのでないがしろには出来ません。

しかし、大陸の形や国境のライン、山や川の配置や都市の配置、湖や海岸線の形などを、それらしい形に線を引いたり、配置したりするのは案外難しく、リアリティーを持たせるのは至難の業です。

もちろん、しっかりとした世界を構築するために試行錯誤するのですが、それにかまけるあまり、肝心の物語の方が一向に進まない、なんてことにもなりかねません。

そこで、異世界モノやファンタジーに使える地図をネット上で作成してくれるジェネレーターを二つ紹介します。

この二つのジェネレーターは、簡単に地図が作れる上に、カスタマイズしようと思えば、かなり凝った設定ができるので、自分好みに変えていくことが出来ます。

作った地図はダウンロードしたり、セーブ出来るので、創作の最中にいつもで呼び出せます。

 

Medieval Fantasy City Generator

まず紹介するのは、中世風の架空都市を自動で生成してくれるジェネレーターです。
この「Medieval Fantasy City Generator」のページにアクセスすると、すぐに、中世の都市の地図が生成されます。

城壁に囲まれて、城があり、中央にマーケットがあるそれなりの規模の都市が生成されました。
海に面していて港もあります。

右上に「Small」「Medium」「Large」ボタンがありますが、それらを押すと、その規模で都市が次々に生成されます。

「Large」を押したので、こんなに大きな都市が生成されました。
海や川、道など、本当の地図のように自然に出来ていて、架空都市の嘘っぽさがありません。
自分でこのような地図を作れと言われても、無理だと思います。

このような地図が、ボタンを押すごとに次々生成され、気に入った地図があったら、一番下の「Export」を押すと、PNGかSVGの形式で保存出来ます。

都市にマウスを当てると、その地区になにがあるのかが表示されます。上の例では、「craftsmen」なので、職人街です。

上の例では、「Market」、市場が表示されます。

このように、すべてを表示させることも出来ます。

また、表示された地図を加工したいときは、「Warp」を押すと、それで町並みの配置を歪ませることも出来ます。

この緑の円をマウスで動かすと、それに合わせて町並みが変化します。

また、地図の色を変えたり、枠線をなくしたり、境界線を消したりと、表示をカスタマイズすることも出来ます。
すべて英語ですが、分かりやすくて簡単なので、いじっているうちに操作を覚えてしまうと思います。

異世界モノやファンタジーなどで、登場人物が住んでいる街や訪れる街の様子を設定する際、このジェネレーターを使えば、その街がイメージしやすくなるのではないでしょうか?

次々に生成される街を見ているだけで楽しいジェネレーターです。

https://watabou.itch.io/medieval-fantasy-city-generator

 

Azgaar’s Fantasy Map Generator

上の例では一つの都市の地図を作るジェネレーターでしたが、次に紹介する「Azgaar’s Fantasy Map Generator」は、大陸や国々の規模で地図を生成するジェネレーターです。

ページにアクセスすると、このような地図が生成されました。
リロードしたり、左上の「>」を押すと出てくる操作ウインドウから「New Map」を選ぶと、次々に新しい地図が生成されます。

この地図は、Googleマップのようにマウスのホイール操作で拡大することが出来ます。
拡大すると、全景では見えなかった小さな街や地形の様子が見えます。
その点も、Googleマップのような操作です。

たとえばこの地図を拡大すると、

このように大地図では見えなかった都市や川、森の様子が見えてきました。
それぞれが、自然に配置されています。

国の中から好きな都市を選んで、その位置に首都を設定することも出来ます。

都市の名前は任意に変えられます。日本語も入力出来ますし、フォントも変えられます。
また、都市の位置も変えられます。

一つ一つの都市には説明文がつけられるので、小説の設定に使う場合、ここに書き込んでおけます。

説明文は、その都市にマウスをかざすと、このように右上に表示されるようになります。

また、このジェネレーターのすごいところなのですが、各都市に表示される操作用アイコンの赤い矢印の部分を押すと、

このように、上で紹介した「Fantasy City Generator」と連動して、その都市の地図が表示されます。
世界地図から、一つの都市の詳細まで、連携して見られるのです。

都市の中には海に面した碇マークの都市があるのですが、その都市は、

このように港町として生成されました。

生成されたこの地図を保存する場合は、ウインドウ左上の矢印の部分を押すと、

このように操作用のウインドウが出てくるので、その中から、

一番下の列の、「Save as」から、map、svg、pngで保存できます。
mapというのは、このジェネレーターの保存形式で、その左の「Load」を押すことで、同じ地図が呼び出せます。

さらに、この操作用のウインドウからは、セーブやロードの他に、地図の色を変えたり、様々なカスタマイズが出来ます。

このように、「Countries Editor」や、「Culture Editor」などで、その国の広さや人口を確認したり、文化圏などを設定することもできます。
機能がありすぎて私もまだ全部を把握してはいないのですが、このジェネレーターだけで、相当深い設定を作り込めます。

https://azgaar.github.io/Fantasy-Map-Generator/

 

まとめ

以上、異世界モノやファンタジーの世界構築に使える二つの地図ジェネレーターを紹介しました。
世界地図と都市単位の地図との違いはありますが、生成される地図はどちらも自然で、架空都市の嘘っぽさがありません。
都市の名前や都市の位置、首都の位置、など、自分の思い描く設定に近づけるようにカスタマイズするポイントもたくさんあります。

また、紹介したように、この二つのジェネレーターは連携するので、世界地図から都市単位の地図まで、細かく世界を見ることが出来ます。

生成された地図は画像として出力する他に、保存してこのサイトにアクセスすれば呼び出せるので、執筆途中にネットと繋がったPCがあれば、いつでも参考に出来ます。

自分の中にある架空の世界のイメージを膨らませるのに、このようなWebサービスを使わない手はないので、異世界モノやファンタジー小説の設定を考える際の参考にされてはいかがでしょうか?

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