第11回京都アニメーション大賞

「涼宮ハルヒの憂鬱」や、「けいおん！」などの作品で有名なアニメ制作会社、京都アニメーションが主催する小説賞です。
大賞作は京都アニメーションのライトノベルレーベル「KAエスマ文庫」から出版されます。

京都アニメーションの小説賞だけあって、受賞作の多くがアニメ化されています。
「中二病でも恋がしたい！」や、「境界の彼方」、「ハイ☆スピード!」（Free!の原案）、「無彩限のファントム・ワールド」、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」などがその例です。
また、第8回奨励賞の「二十世紀電氣目録」は、現在アニメ化が進行中です。

このようにアニメ化に直結する一方、審査は厳しく、過去9回の開催で大賞は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の一作のみ、そして、第3回と第6回は受賞作「なし」でした。