推敲に Novel Supporter を使おう

執筆した小説の推敲に「Novel Supporter」というソフトを使い始めたら、それが殊の外便利だったので紹介します。

「Novel Supporter」は文章の推敲を補助してくれるソフトで、自分の書いた文章を客観的に分析して改稿するのに役立ちます。
自身も作家をされている方が開発されたソフトなので、小説を書く際に痒いところに手が届く、とても便利なソフトです。

ソフトを立ち上げて推敲したい文章を読み込むと、収録された様々なツールで、文章を分析、検討することが出来ます。
画面の左側に元の文章、右側にツールを使った結果が表示されるようになっていて、左側の画面はエディターのように文章の入力が出来るので、そのまま直せます。

このソフトには色々便利なツールがあるのですが、私がよく使うのは、

・文末重複確認
・単語近傍探索
・こそあど確認
・ルビ追加

の4つです。
以下、それぞれのツールについて説明します。

文末重複確認

文末重複確認ツールは、文末が同じ文字で連続していないか確認するツールです。
たとえば、文末が「~た。」「~た。」「~た。」「~た。」と、連続して同じ音で終わっていると、リズムが悪く、読みにくい文章になってしまいます。
このツールを使うと、それを視覚的に分かりやすいように表示してくれます。
上の図で分かるように、連続している場合は文末の文字を赤く強調して表示します。
この文章のように過去形の場合はいいのですが、普通の文章でこれが続くと気になるので、私は、一つおきに変えるようにして、文章を整えています。

単語近傍探索

単語近傍探索ツールは、実行すると、一定の範囲内で同じ言葉が出てくる場合、それを色分けして表示してくれれます。
近い範囲であまりにも同じ言葉が頻出する場合、ワンパターンに感じて語彙力に乏しいと思われてしまうので、表現を変えたりするのですが、その時このツールは便利です。
小説を書いていると、無意識に同じ言葉ばかり使っていて、こうして客観的な指摘があるとそれに気付かされます。単語ごとに色分けしてくれるのが分かりやすいです。
また、小説の登場人物の名前など、頻繁に出てきてもおかしくない単語は、「回避リスト」に登録すれば色分けの対象外に出来ます。

こそあど確認

こそあど確認ツールは、「これ・それ・あれ・どれ」、「こんな・そんな・あんな・どんな」、「こう・そう・ああ・どう」、「この・その・あの・どの」など、指示語を色つきで表示してくれる機能です。
これらの言葉が多すぎると、文章が抽象的になってしまうので、使いすぎていないか確かめるのに使えます。
逆に指示語をあまり使わないと、まどろっこしい文章になってしまうので、このツールを使いながらバランスがとれるように調整できます。

ルビ追加

ルビ追加ツールは、あらかじめ指定しておいた単語に、登録したルビを付けてくれる機能です。
ルビの書式も、「青空文庫」用や「小説家になろう」用などが用意されているので、用途に合わせたルビが打てます。
最初に単語を設定しておくのが面倒ですが、一度設定してしまえばルビを付けたい単語に一気にルビが振れるので、とても便利なツールです。
ルビを振る設定も、その単語の初出時だけに振るか、全部に振るか選べます。

私は「小説家になろう」サイトの連載投稿用に使っているのですが、書き上げたあと、これで自動的にルビを振ると、時間の短縮になるので助かっています。

まとめ

Novel Supporterには、他にも「音声読み上げツール」(文字通り、文章を音声で読み上げてくれます)や、「章ボリューム表示ツール」(章ごとの文章の長さをグラフで表示してくれます)など、小説を推敲するのに便利なツールがたくさん揃っています。
それぞれに細かく設定が出来るので、自分好みにカスタマイズすることでも出来ます。
実際に小説を書いている作家さんが作ったソフトだけあって、小説を推敲するときのことがよく考えられていて、類似のソフトよりも使いやすいです。
バージョンアップごとに新しいツールが追加されていて、どんどん便利になっています。

小説投稿サイトへの投稿作品の仕上げや、コンテストへの応募作品の推敲などにこのソフトを使って、作品を磨いてはいかがでしょうか。

有り難いことに、このソフトはフリーソフトになっています。

開発したクロノス・クラウンのページ
https://crocro.com/pc/soft/novel_supporter/

 

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