人気ライトノベル作家を生み出すコンテストはどこだ!

今現在、たくさんのライトノベルコンテストがあって、ほぼ一年中、何かしらのコンテストが開催されています。
各レーベル毎に新人賞・小説賞があったり、小説投稿サイトでのコンテストも行われていて、応募しようと思えば、すぐに応募出来るようになっています(新人賞・コンテストの一覧についてはこちらをごらんください)。
これだけコンテストがあって、どこを選べばいいのでしょうか?
その指針になればと、人気作家を多く生み出しているコンテストはどれなのか、調べて見ました。
人気作家といっても、何をもって人気作家とするのかが問題です。
そこで、宝島社が発行しているライトノベルのガイド、「このライトノベルがすごい!」に注目して、過去の作品部門、TOP10に入った作家がデビューを決めたコンテストの統計を取ってみました。
以下がその結果です(2005年から2016年までのデータで、一人の作家が何度も何作もTOP10入りしていても、一人と数えています)。

上のグラフに示すように、電撃小説大賞が20人と、ダントツで1位となりました。
「電撃ゲーム小説大賞」という名称だった頃から、現在まで23回の歴史を持つコンテストですし、当然の結果でしょうか。
「アクセル・ワールド」、「ソードアートオンライン」の川原礫さんや、「バッカーノ!」、「デュラララ!!」の成田良悟さん、「キノの旅」の時雨沢恵一さん、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の伏見つかささん、「狼と香辛料」の支倉凍砂さんなど、出身作家が数多く「このライトノベルがすごい!」に選ばれています。
電撃小説大賞は、受賞者を逃した作者が編集者に声を掛けられてデビューする例も多々あり、「とある魔術の禁書目録」の鎌池和馬さんや、先に示した時雨沢恵一さんもそうで、のちに「このラノ」に選ばれる人気作家になっています。

2位のスニーカー大賞も「涼宮ハルヒの憂鬱」の谷川流さん、「サクラダリセット」の河野裕さんなど、6人がTOP10に入りました。

3位のファンタジア大賞も、「ファンタジア長編小説大賞」という名称だったころから30回を超える歴史があるだけに、4人がTOP10入りを果たしています。

同率4位は、えんため大賞ライトノベルファミ通文庫部門と、スーパーダッシュ小説新人賞(現在は「集英社ライトノベル新人賞」という名称に変わっています)の3人でした。

以下の賞はどれも一人ずつですが、メフィスト賞の西尾維新さんや、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の渡航さんなど、著名な作家を生み出しています。

なお、「このライトノベルがすごい!」のランキングには、公正を期するために、発行する宝島社の出版物「このライトノベルがすごい!文庫」などの出版物はランキング対象外になっているので、その点は注意してください。

まとめ

以上、「このライトノベルがすごい!」に選ばれた作家の出身コンテストがどこか見てきましたが、この結果、いかがだったでしょうか?
もちろん、人気の尺度はこれだけではありません。
この結果は一つの角度から見ただけのものですが、それでも、電撃小説大賞が頭一つ抜け出ていました。
電撃小説大賞は、近年では毎回5000前後の応募作が集まりますが、これだけの人気作家を生み出していたら、当然というところでしょうか。

この結果を、みなさんが応募する新人賞・コンテストを選ぶ際の参考にしてみてください。

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