第10回 京都アニメーション大賞
「涼宮ハルヒの憂鬱」や、「けいおん!」などで有名なアニメ制作会社、京都アニメーションが主催する小説賞です。
大賞作は京都アニメーションのライトノベルレーベル「KAエスマ文庫」から出版されます。
第9回の募集が見送られ、第10回でリニューアルして再開することが予告されていましたが、その募集が開始されました。
京都アニメーションの小説賞だけあって、アニメ化される作品を多く生み出しています。
アニメ化された作品でいうと、「中二病でも恋がしたい!」や、「境界の彼方」、「ハイ☆スピード!」(Free!の原案)、「無彩限のファントム・ワールド」などがあり、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が2018年にオンエア予定です。
このようにアニメ化に直結する一方、審査は厳しく、過去8回の開催で大賞は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の一作のみ、そして、第3回と第6回は受賞作「なし」でした。
リニューアルした今回、大賞は文庫化・アニメーション化決定とあり、大賞に選ばれた場合、デビュー作がいきなりアニメ化決定、ということになりそうです。
応募要綱
- 締切:2018年5月末日(当日消印有効)
- 字数:42字×34行で50~150枚
- 応募資格:年齢、プロ、アマ問わず
- 応募方法:郵送または、公式サイトからデータで応募
- 選考委員:京都アニメーション・アニメーションDoスタッフ
- 発表:2018年冬頃(2018年~19年の冬)公式サイト上で発表
- 賞金:大賞 100万円 アニメーション化・文庫化決定
激励賞 50万円 アニメーション化・文庫化候補
KAエスマ賞 10万円 文庫化候補 - 公式サイト:http://www.kyotoanimation.co.jp/kyoani_award/
傾向
- 前回受賞作品 奨励賞 「二十世紀電気目録」結城弘
出身作家
- 虎虎「中二病でも恋がしたい!」
- 鳥居なごむ「境界の彼方」
- 秦野宗一郎「無彩限のファントム・ワールド」
- 暁佳奈「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
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